ウェブムービー


月刊ばいくっく ウェブムービープロジェクト

【WHY RIDE?~1,OOO人のライダーストーリー】

月刊ばいくっく出演者&参加者で作るロードムービープロジェクト。

ライダーなら誰でも「バイクが好きだ」と胸を張って答えられますが、「何故バイクに乗るのですか?」と質問されたなら・・・貴方はどう答えますか?
その答えを探す旅を描いたドキュメンタリーが『 WHY RIDE?~1,000人のライダーストーリー 』です。
人は何故バイクに乗るのか?
バイクはただの乗り物なのか?
それとも・・・。
果たしてこの作品は、バイクの存在意義、その答えを見つけ出すことができるのでしょうか・・・。

【ムービー本編】


【撮影風景フォト】


【制作意図】

バイク人口現象は今やバイクシーンにとっては深刻な問題となっているのは明白な事実。

10代20代の若年層へ、そして未来の世界へバイクの楽しさを残していく為に、現役ライダーができることはなんだろう?その想いから生まれたのがこのライダーインタビューを主軸としたドキュメンタリーの制作提案。

ライダーがバイクに乗る理由をバイクに乗らない人たちへ伝えることで、バイクへの興味に繋げ、バイクに乗って貰うことに繋げ、そしてバイクを好きになって貰うことに繋げられれば、この作品の目的は叶うのでは?

沢山の潜在ライダーにこのメッセージを届け、ひとりでも多くの新しいライダーが生まれたなら、ライダーにとってこんな嬉しいことはないのではないでしょか?

そして。

20年後の世界にバイクの楽しさを残せる為にこの映画作品が何かの役に立てれば、そんな想いこそ、この映画の目的となります。

 

【ライナーノーツ】


●ムービー完成に添えて●
まずは本ムービープロジェクトにご協力頂きました様々な方への感謝の言葉を。
そしてリリース遅延ならびに劇場公開予定がウェブ公開となってしまった事にお詫びを。
本作品の完成に添えての感想を一言で表現すると「映画は簡単にはできない」ということですかね。
それが例え今回のように予算や手間がかからないドキュメンタリーだとしても。
責任者の見込み違い、予測の甘さという事態を差し引いたとしてもなかなか一筋縄ではいかない映像企画の世界。
なんとかかんとか苦し紛れに撮影した映像データをまとめた、そんな感じです(笑)

●予定変更の諸事情●
リリースの遅延、公開方法変更などの諸事情に関しては外部には晒すべきでない諸事情があってのことであり話すべきことではないのですが、遅延の際に或るライダーの方から「理由は説明したほうが良いですよ」という言葉を頂いたこともあり簡単に説明を加筆しておこうかと思います。

<理由①>『 制作予算の問題 』
正直これが予定変更の大きな理由。というよりこの項目が大半の理由です。
当初予測の持ち出し予算に合わせて、それを補うべき「クラウドファンディング」活用による予算補てんが失敗したことは計画を大きく変更せざる得ない事情に繋がりました。(注)クラウドファンディングは期間内に目標予算を達成できないと何もリターンはなくなる。
撮影イベント参加料の一部を映画制作予算に充てるという計画も、イベント集客力の弱さに対する運営予算の超過(施設利用費、スタッフ人件費、タレント出演料、撮影機材購入経費、撮影移動費等)から余剰予算の発生は見込めず、昨年末には既に赤字が発生しており、ここでも計画を大きく変えざる得ない状況に陥っていた。

<理由②>『 メインキャストの問題 』
企画当初、この作品は二名のメインキャストのバイクライフストーリーを基軸に一般ライダーの言葉を添えていくという構成で企画台本を作っていたものの、一名のキャストを取り巻くウェブ上のトラブル(批判・誹謗・抽象など撮影作業の継続が困難になるほどのもの)を発端としてプロジェクトから抜けてしまった為、ストーリーの再構成を考えなければならず。
とは言えその穴を補うための代替えストーリー/映像構成が全く浮かばず撮影が進んでも作品に見合う映像素材が撮影できなくなってしまった。

<理由③>『 制作スタッフ間の意思疎通問題 』
これは監督責任でしかないので言い訳も何もありませんが「どのような物語になり、その物語に相応しい映像をいかに撮影して貰うのか?」という明確なヴィジョンのないままの進行により撮影作業が半ばで破たんしてしまった。
そこに①②の状況も絡んできて撮影が思うままに進まなくなった。

そんなこんなで今に至るという赤裸々告白です(笑)


●『WHY RIDE?~1,000人のライダーストーリー』について●
前項目のネガティブな雰囲気を払しょくすべく作品に関してのお話を。

作品テーマ「WHY RIDE?あなたは何故バイクに乗るのですか?」に従順な構成としインタビューに協力してくれたライダーさんの一言コメントを大きくフィーチャーしました。
もちろんその一言一言にはそれぞれの理由、それぞれの想いが込められているものであり、たった一言にて考えさせれらることは多いかと思います。
「で、結局答えはどこに?」と問われるライダーもいるかとは思いますが、それは当初から監督である私の結論だったのですが「答えはありませんよ」が正解なのだと思います。
バイクに乗る理由は人それぞれだし、そこに行き着いた理由も人ぞれぞれ。
そこにあるドラマも、そこから生まれたバイクへの愛情も、それぞれのライダーが育むものであり。
この作品に記録されている一言を聞きながら「自分はどうなんだろう?」と考えて貰えることがこの作品の最大の存在意義なのではなかろうか?と思います。

そしてもう一つ。
この作品は既にバイクに乗っているライダーの想いを代弁してるとともに、これからバイクに乗りたい人、全くバイクに興味を持っていない人へのメッセージでもあるということは特筆しておきたいところ。
ライダーがバイクに乗る理由を耳にした切欠で、バイクへの興味を少しでも持って貰えたら・・・。

バイク業界を取り巻く環境は日に日に悪化しつつあり、一般ライダーが思う以上に危機的状況を迎えつつあります。
特に若年層のバイク離れはバイクブームとなった70後半~80年代と比較するとその差は歴然です。
このまま若年層のライダーの増加が見込めなければ、20年後、リターンライダーがバイクを降りた時にはこの世の中からバイクが消滅することも・・・。
「そんなの俺の知ったことじゃない。今が良ければいいんだ」という意見もあろうかとは思いますが、私は「私が死んだ後もバイクという文化が残って欲しい」そういう想いもありますので、その想いをこの作品に託しました。

作品最後を飾るのは月刊ばいくっくという動画番組に協力してくれた20歳代の女性ライダーのインタビューとなりますが、そのセンテンスはまさしくバイク文化を後世に引き継がせるべき意図を持たせたもので、彼女たちの「バイクを選んだ理由」を記録することで、同世代のフラッグシップになり他の同世代潜在ライダーに一石を投じて貰えれば、そういう願いを込めての起用となっています。
バイクに乗らなくても全く生活に差支えがある訳ではありませんが、一方でバイクに乗るということ行為が自らの生活に何をもたらしてくれるのか?そんなことを考える役割をこの作品が担ってくれればと思います。
(注)ちなみに後半インタビューに答えてくれた女性ライダーはみんなバイク関連の仕事をしている女性ライダーなのですがそれも意図もっての映像起用となっています。バイクは趣味なのか?それとも仕事になり得るものなのか?

バイクの未来。
ライダーの未来。
それが明るいものとなれば・・・。

その願いをこの作品が運んでくれたら幸いです。

(追記)
作品を観て1,000人インタビューと言っている割にはそんなに居たか?と賢明な視聴者ならお気づきになれれるかとは思いますが(汗)
力不足でここも達成できなかったことも今回の反省点。
次回作を手掛けるチャンスに恵まれればまた続編を作ってみたいなとは思っています。
一緒にリベンジしてくれる協力者がいましたらお気軽にご連絡を(笑)

 


ウェブ動画番組/ライダーズコミュニケーションプロジェクト
月刊ばいくっっくならびにウェブムービー『WHY RIDE?~1,0001人のライダーストーリー』
制作責任者/作品監督
田中徹夫
2016年12月31日 執筆


●ウェブムービー『WHY RIDE?~1,000人のライダーストーリー』制作データ●
・撮影期間:2015年10月~2016年4月
・企画構成/映像編集制作日数:17カ月
・撮影日数:12日
・撮影参加スタッフ:146人(一般ライダー含む)
・制作予算:約200万円
・撮影協力企業:8社
・公開日:2016年12月30日
・上映時間:30分
*スタッフクレジット、企業名詳細はムービークレジットを参照。

 【映画製作特別協力】